「ノンアル」にできる、もっと創造的な選択

2025.06.13

日本ではいま、静かに、でも確かに“アルコール離れ”が広がりつつあります。とくに20〜30代を中心に、「お酒を飲まないほうが体に合っている」「飲まなくても楽しい」と、自分の感覚に素直な選択をする人が増えているようです。 ただ、私たちの文化にお酒は長い間根づいてきました。

酒文化と「飲まない選択」のあいだで

日本酒や焼酎、ワインと料理のペアリング。 酒席での本音、笑い、信頼のやりとり。お酒には、人と人との距離を縮めてくれる一面があります。 だからこそ、「飲まない」と宣言することが、どこか“場の空気”を壊すように見られてしまうことも。「飲まないこと」に、妙に気をつかった経験をされた方も少なくないでしょう

「ノンアル」が広げる、新しい豊かさ

くふうどではよくこう考えています。

アルコールを飲まないことを、“引き算”ではなく“選び直し”にしたい。飲まないからこそ開ける、新しい世界があります。たとえば、最近注目を集めているノンアルコールのドリンクたち。

• 自家製クラフトコーラ
• 発酵茶や果実酢ドリンク
• スパイス香るノンアルカクテル
• ハーブやフルーツを使った100%植物性のシロップ飲料

選択肢が増えれば、「ただ飲まない」から「楽しんで選ぶ」へと、価値観がシフトしています。

自由に、創造的に。「飲まない」という選択

「ノンアルで過ごす時間」に、ワクワクするような可能性を感じています。誰かに遠慮したり、理由を求められたりするのではなく、自分の感覚で選ぶ、創造的なライフスタイルとしてのノンアル。

これからは、飲む人も飲まない人も、一緒に楽しめるテーブルを。そして、100%植物性や発酵、クラフトな飲み物を通じて、**体にも地球にもやさしい「フルベジな選択」**を広げていきたいと思います。

「飲まない」と言えるその一歩が、誰かにとっての“自由の扉”になるかもしれません。